スコータイ城壁内にある「銀の池」と呼ばれる長方形の池。池の中心より西側に浮かぶ小島に建っているのがワット・トラパン・ングン。堀に囲まれた敷地に今現在残っているのは、蓮の花のつぼみの形をした仏塔と、レンガの上に座る仏像。そして、少し離れて遊行仏像と小さめのチェディがポツンとある。メインの仏塔の上部には坐仏と立仏像と遊行仏像が納められ美しく絵になる。ワット・スラ・シーの仏塔と良く似るが上部の形が違っている。どっしりと座った保存状態のとてもよい坐仏と形の良い仏塔を重なり合わせて見るとなんともいえない光景となる。大きくはないが、インパクトがある寺院である。
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