バンコクの北西にあるドゥシット地区にあるウィマンメーク宮殿は、ラーマ5世（チュラロンコーン王）が実際に住んでいた宮殿。「ウィマンメーク」とはタイ語で雲の上という意。その広大な敷地にある、洗練された庭園と、そこにある他の豪邸の数々を見ているだけで、その王室の桁違いの贅沢な暮らしぶりを目の当たりにすることができる。実際の宮殿は、3階建てで、総チーク材による建築。チークを使った木造建築では世界最大の王宮だそうで、圧倒的な存在感を持っていました。宮殿内には世界各国から贈られてきた陶器類などがたくさん展示されていて観光客が集まっている。宮殿前にあるラーマ5世騎馬像は、王が即位40周年を記念して、王が外遊の際にパリで作られたそうだ。ヨーロッパのどこかの国にトリップしたような綺麗な広い通りに、勇ましく建つラーマ5世の銅像。今も尚人々に愛される王様である。
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